小野木梨衣アナウンサーオフィシャルブログ

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知れば安心!帝王切開のメリット

こんにちは!

フリーアナウンサーの小野木梨衣です。

子どもが産まれて1ヶ月が経ちました。

この1ヶ月で歌詞を覚え直した童謡は数知れず…。

犬のおまわりさん、「ね〜むれ〜ね〜むれ〜」の歌い出しが有名なシューベルトの子守唄、きらきら星、森のクマさん、ビスケットが増えるふしぎなポケット…

歌い出してみると、思った以上に歌詞が出てこないんですよね。苦笑

さらにはもう季節関係なく、雪やこんこ、あわてんぼうのサンタクロース、ジングルベル、サンタが街にやってきた、ひなまつり…などなど歌いまくってあやしています。笑

さて、今回は 緊急帝王切開となった自分の出産について振り返ってみます。

出産の報告をした友人や親戚から「なんで帝王切開になっちゃったの?!痛かった?怖かった?」という質問を多く受け、自身の経験をブログに残したいと思ったからです。

これから出産を控えている方、帝王切開に対して抵抗がある方にとって、私の実体験が参考になれば幸いです。

前日に破水して入院

7/4 19:00

台風3号の影響で鉛色の重たい雲が広がっていました。わたしは父と車で出かけていると、車内で破水。

すぐに病院へ向かいました。

看護師さんによると、お産は気圧の変化に影響を受けやすいそうで台風の日は破水する妊婦さんが多いんだとか。

入院してすぐ、NST(ノンストレステスト)という赤ちゃんの心拍を調べる装置を腹部につけて、看護師さんに確認してもらいました。

この時はまだ、赤ちゃんもわたしも元気です。

 

陣痛促進剤を投与後、赤ちゃんに異変

7/5 8:30

朝になっても強い陣痛が来ないため、点滴で陣痛促進剤を打つことに。

そこから夜中よりはっきりとした陣痛を感じるように。

しかしここで赤ちゃんの心拍に異変!!

NSTから聞こえていた心音がとても弱くなってしまったのです。。

ここからは一気にバタバタし始めました。

病室に次々と人が増え、看護師さんやお医者さんが慌てているのがわかります。

しばらくして心音は回復したものの、

「赤ちゃんが危険な状態なので手術します!お家の方にすぐ連絡取れますか?」と言われ、訳が分からずとりあえず電話。

「なんかよく分からないんだけど、これから帝王切開手術するからすぐきてってことみたい…」

「なんで帝王切開?!」と家族もびっくり!急いで駆けつけてもらいました。

わたし自身は陣痛が辛いわけでもなく、赤ちゃんが苦しんでいるという実感もなく、なぜこれから手術なのか理解できない。。

「えぇ〜お腹切るのは嫌だ…下から産ませてほしい…」と思っていました。

ただ、「次に強い陣痛が来たら赤ちゃんが耐えられなくなるかもしれないから、帝王切開しましょう」というお医者さんの言葉で、ようやく事の重大さを理解し覚悟を決めました。

そこからは慌ただしい手術準備の中で

「これまで大きな手術の経験はありますか?」

「お腹は縦に切りますか?横に切りますか?」

「術後は個室にしますか?大部屋にしますか?」

などと質問をどんどんされるけど、判断材料がないために困りながらも焦って答える。

手術室へ入ると局部麻酔注射を腰に打ち、だんだん下半身の感覚がなくなっていく中で、何枚かの同意書にサインをしました。

心には、ここから何が起きるのかわからない不安感がずっとありました。

無知は不安を増長させますね。

わたしはこれまで帝王切開に対してネガティヴなイメージがあって、「わたしには関係ない。」と思い込んで、帝王切開に関する情報を得ようとしなかったことを後悔しました。

幸いにも、日中で複数人の産科医さんや麻酔師さん、助産師さん、看護師さんが揃っていて、手術の体制がすぐにとれたこともあり、順調に手術は成功。

赤ちゃんの泣き声がして、姿を見せてもらったときは、嬉しい気持ちよりも、安堵感の方が大きかったです。

そして正直なところ、「産んだ!」という実感はなく「私のお産、これでよかったのかな…」という気持ちもありました。

想像では、痛みに何時間も耐えて、いきんでいきんでウンッと力を込めて産み落とす!そんな経通分娩をイメージしていたのに、よくわからないまま手術が始まって、産んだという感触も達成感もないまま終わってしまった…

そんな虚しさが残ったのです。

ただ、そんな気持ちは術後に情報を得ることで無くなっていきました。

お医者さんからの説明では、

私のお腹の中で心拍が弱まってしまった赤ちゃんはどうやら臍帯下垂という状態にあり、子宮口全開までまだまだ時間がかかりそうだった私の身体ではとても安全に産める状況ではありませんでした。

ですから、短時間で安全に産むことができる帝王切開を選択できたおかげで、赤ちゃんの命は守られたんです。

帝王切開のメリット

帝王切開は、怖くて危険なもの…そんなネガティブイメージしかもたないまま臨んでしまった私。

確かにお腹を切って傷は残るし術後の痛みはあります。

しかし、実際に経験したことでメリットも感じました。

私の場合、横方向に切ることが選択でき、切り口はお腹の下の方だったので目立たないし、術後の傷の痛みも痛み止めを飲みながら耐えられるレベルで、今はほぼ無くなりました。(赤ちゃんにキックされると痛いですが笑)

また、自然分娩の場合、陣痛の痛みに何時間も耐える…いつ終わるか分からない精神的苦痛を味わう…ということがあると思いますが、帝王切開はそれもない。

手術は、だいたい1時間から2時間で終わります。

予定帝王切開の場合、予定日に確実に産むことができるわけですから、パパに仕事を休んで立ち会ってもらえたりとスケジュールも立てやすい。
自分も心の準備が出来ますね。

また帝王切開は手術なので、生命保険に入っている人は費用が支給されます。高額医療費制度もありますしね。

そして何より、

帝王切開は赤ちゃんにとっては安全性が高い

術後にそのことを理解したとき、お腹を切らずに普通に産みたかった、達成感が欲しかったなんていう自己満足はどうでもよくなりました。

出産を終えて…

現在日本では5人に1人が帝王切開でのお産になっていて、今後も益々増えると予想されています。

私のように帝王切開に対してネガティブなイメージを持っている方はたくさんいると思いますが、

是非正しい知識を得て、余計な不安なくお産を迎えて欲しいなと思います。

今回私が強く感じたのは、

出産、子育てに関することは、誰かが順序立てて教えてくれることばかりではありません。

情報は自らが取りに行く!という姿勢が、大人として、親として、大事だと思いました。

帝王切開の予定でない方も私のように緊急帝王切開になるかもしれません。

お腹は縦に切りたいか、横に切りたいか、それらにはどんなメリットデメリットがあるか…だけでも事前に知っておくといいですよ!

フリーアナウンサー
小野木梨衣

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