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表彰式 贈呈式 司会者の心がけは?

表彰式の司会を務めさせていただきました。
国レベルの式典のため、具体的な式典名公表はNGなのですが、とても歴史ある授賞式に携わらせて頂き光栄でした。

受賞者代表挨拶が、さすがエンターテイナーだなぁと感じるトークで式に盛り上がりが生まれました。

表彰式というのは、固有名詞の連続で絶対に噛んだり間違えたりしてはならないという緊張感がいつも以上に増す現場です。

ただ決まった原稿を読むだけだから、プレゼンテーションやトークセッションよりも大変じゃないんじゃない?と思われがちですが、大変さの種類が違います。

賞の名称を言って、受賞者の名前を言う繰り返しが20回以上続くとしたら…どうですか?

お一人お一人、動きを見ながらアナウンスを入れなければならないため、台本にずっとかじりついてはいられません。

そこでどこまで読み上げたかわからなくなると、受賞者の順番を間違えてアナウンスしてしまったり固有名詞の読み方を間違えてしまう危険性があります。

ページをもし飛ばしてめくってしまったことに気づかず読み上げてしまったら…😵  想像するだけで恐ろしいです…🤮

式典司会では華美すぎず清潔感・落ち着きのあるヘアスタイルで。

では、そうしたミスをどう防止するか。

講演などある程度次の人を読み上げるまでに時間のある場合は、読んだ部分に射線を引きます。

表彰式など次々と受賞者を呼び込まないといけない場合は…

めっっちゃ集中します笑笑

それしか方法はないんです。

強いて言えば、指で刺しながら確認しながら話す。ということをしています。

読んだ人のところをハンカチや下敷きのようなもので隠していく、という方法をとるときもあります。(表で一覧になっている受章者を読み上げるスタイルの場合)

感染症対策のため人数を制限して行われました。

さらに式典では、照明の種類、点灯のタイミング、マイクの音量、表彰状の受け渡しなど細かな部分までリハーサルを重ね主催者の承認を得て進んでいきます。
大臣クラスの方は到着がギリギリになるため、直前に決めたことが変更になることも。

どうなっても対応できるよう、シミュレーションと度胸が大事ですね。

そんな舞台度胸と土壇場の対応力は、テレビ局時代の生放送で培われました。

本日現場でお世話になった皆様、ありがとうございました😊
そして、受賞者の皆様、誠におめでとうございます!

今後のご活躍も祈念いたしております。

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