こんばんは!フリーアナウンサーの小野木梨衣です。
本日11月11日は「箸-Hashi-の日」だそうですね。私は表彰者と受賞者の“橋”渡し役として、一般社団法人日本IMS協会様主催の「第6回IMS Japan賞 表彰式」の司会を務めてまいりました。
表彰式ならびに最優秀賞受賞団体様の講演が御茶ノ水のソラシティホールで行われ、その模様がライブ配信されました。
IMS Japan賞は、テクノロジーの教育利用に多大な貢献のあった優れた事例を発表し表彰するものです。
製品や開発段階のプロトタイプを含むサービスを提供したベンダーだけでなく、それらを導入し革新的な実践を行った教育・訓練期間からの応募も対象となります。
主催の日本IMS協会は、主に教育のためのIT技術標準の開発・普及促進を行う一般社団法人です。
国際標準化団体IMS Global Learning Consortium (IMSグローバル)に参加する日本の大学や企業が中心となって2016年に設立されました。
”教育のためのIT技術”と聞きますと、一番に思い浮かぶのが学校の授業におけるIT活用。
今、小中学校ではパソコンやタブレット端末が児童・生徒に1人1台ずつ配られているのはご存知ですか。令和3年7月末時点で96.2%が1人1台端末を持っているそうなんです!
国が提唱している「GIGAスクール構想」と昨今の感染症大流行の影響で1人1端末の提供が急速に進んだ結果ということなんですよね。
1日の大半を強制的に使うのが学校の授業ですから、子どもたちには学校現場でプログラミングなどの知識を身につけ発想力、応用力を身につけて欲しい。
IT技術は、今や子供たちの私生活や学びに当たり前のように浸透していますが、その製作物を受け取るだけでなく、早い段階で使いこなし生み出す側の人間になってほしいと常々思っています。
そんな中、「公正に個別最適化された学び」の実現を目指し、IMS技術標準の普及促進を行ってくれているのが、日本IMS協会なんですね。
子どもを持つ親としても大変関心のあるテーマに取り組まれている協会さまからこの度司会の依頼をいただき、大変嬉しく進行させていただきました。
この度は、今年で第6回を迎えました本賞の受賞された団体を発表し、表彰する表彰式と、最優秀賞受賞団体様による記念講演の司会進行を務めさせて頂きました。
今回は、司会だけでなく、表彰式の台本作成から携わらせて頂きました。
司会台本作成サービス料金
司会者が台本を作ると、事前に否が応でも下読みをし内容を早い段階で把握することになるので依頼する側、司会する側双方にとってメリットが大きいと感じます。
実際に今回の台本作成にあたっても、主催者様に下記のようなご提案をさせて頂き実現しました。
表彰式において台本が持つ役割はとても大きいです。
表彰式は、司会のアナウンスが授与者、受賞者、音響・照明・運営スタッフの動きのきっかけとなりますので、台本があった方が式典がスムーズに進行するのです。
表彰式における司会台本の役割、司会台本のテンプレートについてはまた後日記事にさせていただきますね。
もちろん台本がない状態でも司会は可能です。
しかしながら、司会者、音響スタッフ、照明スタッフなどが同じセリフ(台本)を共有することで、タイミングがピタッと合い、メリハリや格式のある式典が作られます。
「これまで進行表だけで表彰式をやっていた!」「今回初めてファンファーレやアタック音などのBGMを入れる」という企業の方は一度、台本の有無について見直されてみてはいかがでしょうか。
本日受賞された皆様、誠におめでとうございます。
最優秀賞を受賞された株式会社内田洋行様の学校向け学習eポータルL-Gate(エル・ゲート)についても大変興味深く講演を聞かせて頂きました。
小学校の生徒1人1人がノートパソコンを支給されるGIGAスクール時代。生徒全員のアカウントの管理が大変なことは想像に難くありません。
そんな学校現場の手間のアレコレを徹底的に取り除き、子どもたちのパソコン学習をスムーズにしてくださっているのがL-Gateなんですね。
子どもを持つ母親としても大変頼もしく聞かせて頂きました。
本日受賞された皆様の今後益々のご活躍、ご発展を祈念いたします。
司会を務めさせていただきありがとうございました。