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プデュ2 最終回感想〜仲村冬馬くんありがとう〜

約3ヶ月間、どハマりしていたオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2(通称:プデュ2)」が6月13日にフィナーレを迎えました。

グローバルで活躍できるボーイズアイドルグループを目指して最終ステージに進んだのは21人。
国民プロデューサー(通称:国プ(コクプ))と呼ばれる視聴者投票でデビューメンバー11人が決まる、というものでした。

オーディション開始から彼らの努力や輝く軌跡を見てきた国プの私からすると、最後に残ったメンバーどの練習生にもそれぞれの魅力を感じ思い入れも強くなる一方でした。

ステージ上のパフォーマンスから何度も感動や勇気をもらいました。

きっと、番組を見守ってきた殆どの視聴者の皆様、同じ想いなのではないでしょうか。

私の1pick(ワンピック)仲村冬馬くん

このオーディションでは、1票しか投票できない時に選ぶ一番好きな練習生のことを1pick(ワンピック)と呼ぶのですが、私の1ピックは仲村冬馬くんでした。

バリ島出身のハーフで、貴公子のような気品があり、トレーナー評価は常にAクラスで、6ヶ国語も話せて、高校では生徒会長を務め、来日して入学した南山大学では学部長賞を受賞して卒業するほど優秀な学生だったそうです。とにかく魅力を語りだしたらキリがない冬馬くん。

私は特に、その甘い歌声と、仲間への優しさ、ブレない心の強さに惹かれていました。

最終回、「RUNWAY」センターは仲村冬馬くん

https://twitter.com/sukiyotsuyakunn/status/1404353488348344324?s=20

最終回の放送では、21人の練習生が2組に分かれて1曲ずつ披露するのですが、それぞれの曲で誰がセンターを務めるのかというのも見どころの一つでした。

「Who is the Center?」と書かれた扉が開いた瞬間、現れたのは冬馬くんでした。

常に高い人気で1位2位の順位を争ってきた田島くんでなく、メインボーカルポジションだった藤牧くんでもなく、最終回直前の順位が18位だった冬馬くんだったのがなんだかとてもエモかった。。

誰もがデビューしたくて誰もがセンターを務めたかったはず。

そんな厳しいサバイバルの中でも、素晴らしい実力者ばかりのライバルたちに認められ、センターを任されたのが冬馬くんだったのです。

「冬馬くんよかったね。冬馬くんが報われてよかった。」

一体誰がセンターになれたのかという視聴者が息を飲んで注目するあの瞬間。

扉が開いて冬馬くんが真ん中に立っていたあの瞬間は、誰がなんと言おうと、最終回一番のハイライトだったと思います。

歩め、Forever 夢の扉開くよ RUNWAY

冬馬くんは歌い出しがいつも素晴らしい。歌い出しの魔術師とも言われています。

一気に歌の世界観に引き込む力があるんですよね。

「花束のかわりにメロディーを」「Another day」、どのステージも歌い出しは冬馬くんでした。

最終回の披露曲「RUNWAY」では今までで一番目立っていて、表情も輝いていて、ネイティブな発音と優しい歌声で惜しみなくファンに愛を注いでくれていました。

完全にスーパースターでした。

みんなキラッキラでずっと見ていたくなるステージでした。

歌うことを心から楽しんでいるからこそ、見ている私たちの心も踊ったんだと思います。

冬馬くんから最後のメッセージ

最終回が終わって1日が終わろうかというまさに今、番組公式YouTubeが更新され、脱落した練習生たちからのラストメッセージが公開されました。

現実を受け止めきれずまだ前を向けないはずなのに必死に国プへの感謝や夢への情熱を語る練習生や、結果を悟っていたのか気持ちを落ち着けて話す練習生、このオーディションを通して自分の夢への気持ちが確かなものになったと話す練習生…。

みんなの言葉や表情が胸に刺さりました。

私の推し・仲村冬馬くんは、最後まで自分のことだけではなく共に戦った練習生101人のことも気遣うメッセージを残していました。

そして…最後に…

「すごい悔しいですね」

と感情をあらわにしていました。

https://twitter.com/saku_wfy/status/1404447524153290761?s=20
たくさん泣いたんだね。目が真っ赤です…。

順位が伸びなやんでいた時でも、片耳が聞こえなくなる不調が襲った時も見せなかった表情・言葉でした。

初めて本当の心の叫びを聞いた気がして、私も涙が溢れました。

結果は残念でしたが、冬馬くんがただこのグループに縁がなかっただけで、本当に素晴らしいアーティストで、素晴らしい人格者であることにかわりはありません。

オーディションに挑んでくれてありがとう。

たくさんの愛と感動をありがとう。

またアーティストを目指すといってくれてありがとう。

またいつか近い将来、冬馬くんのステージが見られたら嬉しいですし、幸せでいてほしいです。

プデュ2と私

ここまで熱く思うままに書いてきました。

最後に一番私がこの番組を通して感じたのは、

”誰もが自分にしかない宝物を持って生まれてきた”ということです。

きっと練習生みんな、アーティストを本気で目指すライバルの中で、自分の良さがわからなくなったり差を感じる瞬間があったと思います。

そんな苦しい時も、常に前を向いて、自分にしかないモノを信じて、磨き続けることはとても難しい。

とても難しいからこそ

それをやり遂げた21人全員は、とても眩しく、かっこよく、輝いていました。

そんな姿を見て、自分の才能を惜しみない努力で磨き上げることは、自分を大切にすること、自分を愛してあげることになるんだなと。

そして、自分を育ててくれた家族や応援してくれるファンの人々の一番の恩返しになるんだなと、気付かされたように思います。

私はアナウンサーという職業をしていますが、

自分の得意なこと、自分にしかないモノを大切に、もっともっと磨いてあげよう。

「もっともっと得意を高めて、誰かの役に立てる人になりたい。

そんな風に思いました。

今回、いつも仕事の報告や話し方について書いているブログで初めてプデュについて語りました。

書く気持ちになったのは、やっぱり国プの誰かと語りたい気持ちになったからです。

今夜はまだ多くの国プが私と同じように余韻の覚めない時間を過ごしているでしょう。

もし、そんなあなたがこのブログにたどり着いてくださったのなら、感想コメントを残してくださると嬉しいです。

そして願わくば、この感謝の気持ちが、冬馬くん本人に届きますように…。

たくさんの感動を、ありがとうございました!

練習生みなさんの頑張りを見守れたこと、本当に幸せでした。

フリーアナウンサー
小野木梨衣
インスタグラム @onogirie

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