ビジネス界で必須のスキルは「報告・連絡・相談」というのはご存知ですよね。
今から30年以上前に、仕事を効率的にする潤滑油として提唱され、野菜に例えて言われるようになりました。
コロナ禍でテレワークを導入する企業が増えたことで、個々の業務の可視化が難しくなった今、再注目されているのがこの「報・連・相(ほう・れん・そう)」です。
・報告と連絡と相談ってどう違うの?
・報告はいつ、どんなタイミングで、何を伝えればいいの?
・報告はなぜ必要なの?
と思った方はこのまま読み進めてみてください。
この記事では3つの中でも特に「報告」の重要性について記述しています。
社会人の基本のキである「報連相」を身につければ、
自分の仕事もスムーズになり、同僚からも一緒に働きやすい!と思ってもらえること間違いなしです♪
仕事ができる人、一緒に働きやすいと思われる人は、
”報告”の中でも、業務の進み具合(進捗)を伝えることを意識的にされているのではないでしょうか。
クレームやトラブルが起きた際に、対処するより先にまず関係各所に”連絡”できる方もトラブルを最小限に抑えられるので、職場で頼られる存在かと思います。
「報連相」の違いについて曖昧になっている方は、日頃一緒に働く仲間や上司へのホウレンソウが不足しているかもしれません。
今一度振り返ってみてくださいね。
新社会人として入社した石川テレビ時代、私はこの業務進捗連絡不足で、ディレクターからお叱りを受けたことがありました。
ある映画情報番組でインタビューを担当することになった時のこと。
取材前に、予め取材対象者である監督や俳優さんへの質問項目を用意し、映画配給会社、俳優さんが所属する事務所に提出するステップがあります。
そこで、質問NGやこの話を聞いてほしいなど、リクエストを受けることがあるんですね。
まず私には、”自分でインタビュー案を考えてディレクターに1週間以内に提出”という仕事が与えられました。
映画の見所やキャストのこだわりが伝わるインタビューになるよう、映画を見て、インタビュー案を考えるわけですが、新人の頃は「一体何を聞いたら正解なんだろう…」と筆が進まず、ディレクターに提出する〆切日当日ギリギリになってしまいました。
その間、ディレクターに進捗連絡も相談も一切なし。
私の作った質問案を見たディレクターは
「なんでもっと早く相談してくれなかったの?」と
お怒りで頭を抱えていました…(ヒィー( ;∀;))
当時は
「〆切までに出したからいいじゃん。
人生初めてなんだから下手くそでもしょうがないじゃん。」
と反抗心を抱いていましたが、
これは仕事の出来ではなく、業務運びが悪かったのだとのちに気づいたのです。
報連相が不足している人に欠けているのは、
一緒に働く仲間への思いやり、想像力です。
仕事は一人で行っているわけではなく、
上司、同僚、クライアント、代理店、さまざまな立場の方が関わっています。
1人の仕事の遅れが全体に影響を及ぼします。
みんな一つの案件をやっているわけではなく、複数の案件を掛け持っています。
それぞれの業務進捗を把握しながらタスクを微調整して仕事をしているわけです。
だからこそ、
「今、ここまでできています」という”業務報告”や
「ここの質問の仕方がうまく思い浮かばなくて悩んでいます」という”相談”を
締め切りよりも前にするべきでした。
それも、相手から聞かれる待ちではなく、
(
通常よりも一つの仕事に倍時間のかかる新人の頃は、特に業務の進み具合を伝えることが大事。
何も連絡がないと上司は
「どこまでできてるかな?」
「何も言ってこないけど困ってないかな?」
「このまま〇〇に任せておいて大丈夫だろうか」
と不安や不満を募らせているかもしれません。。
もし、締め切り当日にいいものが提出できて直しがゼロだった場合でも、
余計な心労をかけてしまっていることには変わらず、
「自分に何の連絡も相談もなかった」というマイナス感情が邪魔して、
重箱の隅をつつくような指摘をしてくるかもしれません。。
さらに、相談するときは、「わかりませんでした」ではなく、「AとBのどちらかで迷ったのですが、どう思われますか?」と相手に何をして欲しいのかわかりやすく相談すると、この人とは仕事がしやすい!と思ってもらえます♪
以上のことから、業務の報告のうち「進捗報告」はとても大切です!
特にこのリモートワーク禍では、皆さんの働く様子が見えづらくなっています。
ぜひ、自分から積極的に、早めの業務連絡を心がけ、
スムーズな仕事運びをして行きましょう!
そうすれば職場の人間関係もスムーズになるはずです♡
初心忘るるべからず!
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