こんばんは。
フリーアナウンサーの小野木梨衣です。
相手の話しだした話題をすぐに自分の話にすり替えてしまう行為を
友達と話しているとき、「いつも自分ばっかり喋ってる側だな」と思ったら要注意!
無自覚に、相手の話すターンを奪っているかもしれません。。。
今回は、会話泥棒さんの特徴と原因、そうならないための対策についてお伝えします。
会話泥棒って初めて聞いた!という方のためにご説明します。
話題の中心はいつも”自分のこと”で、相手の降ってきた話題もすぐに自分の話にすり変わってしまう、そんな話し方を会話泥棒と言います。
例えば下記の雑談を読んでみてください。
例)A子「この前熱海に行ったんだけどね、」
B子「あー!私も最近箱根行ったよー!ようやく旅行行けるようになってすっごい嬉しくって〜♪」
どうでしょう?
A子が話したかったことは、決して「熱海に行ったこと」だけではないですよね。(苦笑)
その後にきっと聞いてほしいお土産話があったことでしょう。
それをB子(会話泥棒さん)が「私もー!」で強制終了!
会話の主導権を即座に奪ってしまっているのです。
しかも、旅行先が「熱海」と行ってきたA子に対して、「箱根」を被せて来るあたり…
マウンティングの匂いがプンプンするのは私だけでしょうか(笑)
さぁここからはすぐ自分の話ばかりしてしまう、会話泥棒さんに共通している性格について列挙してみます。
会話泥棒さんあるある、行ってみよー!
上記の特徴からも見て取れるように
会話泥棒になってしまう人の根底には、周りの人から認められたいという承認欲求があるようです。
相手の話を自分の話にすり替えて、いつも自分が主役で喋る側…
そんな会話をしてばかりいると、相手は当然、「たまには私の話も聞いてよ!」不満が爆発してあなたから離れてしまうでしょう。
結果、いつも自分の話ばかりしている人、自分の話を聞いて欲しい人の周りには自分に従うタイプの人ばかりになり、その人と対等な友人関係を築くことはいつまで経ってもできなくなってしまいます。。
コミュニティの中心にいたくて、意図的に会話の主導権を常に握っている方もいますが、実は無自覚に会話泥棒さんになってしまっている人もたくさんいらっしゃいます。
どうでしょう?無自覚会話泥棒さん、心当たりはおありでしょうか?
悪気はないんですよね。すべて良かれと思って喋り出したことが余計なお世話になってしまったんですね。
まず、相手の話を最後まで聞くという意識をしてみましょう。
この”最後まで”というところがポイントで、会話泥棒さんは話の終わりを判断するのが大抵早すぎる(笑)
人はなかなか言いたい結論を最初の一文で伝え切ることはできません。
概要から始まって、詳細や理由があって、ようやく最後に一番あなたに共有したかった気持ちや結論が話されるのです。
会話泥棒さんはきっとお話上手な方なので、会話のテンポがゆっくりだったり、不自然な間が発生するとドキマギしてしまって相手に気を使って話だしてしまうんですよね。
相手は芸人でもプロの噺家でもありません。
相手がVIPだと思って、相手を取材する気持ちで、相手から情報を取得することに集中してください!
会話はいつも盛り上がらなくてもいいのです。
いつもあなたが盛り上げ役を買って出る必要はないのです。
明日からは相手に主役を譲ってあげて、話を最後まで聞き切ってあげてください。
そのために役に立つのがこの”5W1H質問”です。
相手の話を広げるには、あなたのしゃべる力ではなく、聞く力が求められています!
ぜひ、物事の動機やきっかけ、場所や人物、工夫や葛藤、結果や気持ちを短い言葉で問いかけてあげてください。
「◯◯さん相手だと、私すごく話しやすい!」
「喋っているうちに自分の悩みが整理されてスッキリした!」
そんな風に言ってもらえた時には、きっと真の友人関係が築けていることでしょう。
応援しています!
私も一緒に、会話美人目指して頑張ります♪