こんばんは!
フリーアナウンサーの小野木梨衣です。
ブログでは4歳の子育てママとしてのお出かけ情報や気づきを配信しています♪
実はここ数日、こどもに笑顔で接することができない日々が続いていました。。。
子どもの情緒が乱れているのか、全然素直に言うことを聞いてくれないんですよっ!!
長時間見せたくないのに、「テレビ!テレビ!」とすぐにテレビを見たがるし、
見せなければ怒る駄々をこねる。「ママなんて嫌い」の大合唱。
スーパーに付き合うのは「めんどくさい!」
お風呂に入るのも一苦労。
ご飯を食べるのも自分が食べたいものじゃなければ「え〜いらなぁい、お菓子頂戴。」
クソガキがぁーーーーー
と、なんだか全っ然可愛く思えなくなっていたんです。。。
溜まりに溜まって子どもに
「こんな様子じゃ、ママ何もできない!もう幼稚園の後に延長保育(アフター)に毎日預けることにしようかなと思う。」と諭すように伝えました。
最初は意地を張っているのか、
「それでもいいよ。幼稚園楽しいし」と言っていた息子。
しかし、徐々に態度が軟化して、
「ママの用事にもちゃんと付き合うから毎日アフターは嫌だ。ママとたくさん一緒にいたい」
と伝えてきました。
どちらが本心なのか、幼いうちは言っていることがコロコロ変わってわからない。
どちらも本心なんじゃないだろうか。
大人ですら「稼ぎたい、でも楽したい」みたいな相反する欲望に揺り動かされているのだから
自我に忠実な子どもなんてもっとそうじゃないかと思ったんですよね。
もしかしたら私が「毎日アフターでもいい」と言った息子に対して
「素直じゃないんだから!」という不満そうな態度を取ったから
ママの機嫌を取ろうとして「ママとたくさん一緒にいたい」と言った可能性だってあります。
ここでもう一つ気がついたのは、
「子どもを延長保育に預けず、一緒にいる時間を増やしたほうがいい」というのは
本人の希望ではなく私の希望だということです。
まだ幼い我が子には決定権もなければ判断もついていないことで、私が選択していることでした。
現実的に幼稚園から15時半に帰ってきても尚PCに向かう手を休められない毎日で
テレビを見せっぱなしにするか、
相手をしながら仕事をするしかないのなら、
延長保育に預けていた方が、ママが目の前にいない分、ママと遊べない不満はたまらないのではないかと思ったのです。
だから、私はアフターを利用する日を増やす選択肢をとることに対して
子どもに寂しい思いをさせてしまうという罪悪感があったのですが、それはちょっと違った。
それもこれからはタスクに応じて選択していこうと思えました。
理想は15時半までに仕事が片付いていて、子どもが家にいるときは子どもに向き合えていること。
でも、今はそれができていません。
タスクが終わらないまま子どもが仕事場に帰ってきてしまって、気持ちも頭の中も切り替わらないまま
子どもの相手をしているから、心ここに在らずな私の様子を感じ取って機嫌が悪いのではないかと気づいたのです。
子どもはとても素直です。
お母さんの機嫌を敏感に感じ取ります。
私が自分に対して感じているがっかり感を
わがままな息子へのがっかり感に無意識にすり替えて
苛立ちを息子に向けていたような気がします。(ごめんよ、MY SON)
この記事を書きか始めたときのタイトルは「子どもに向き合う気持ちの変化にモヤモヤ」でした。
でも書いていたら…おやおや?
モヤモヤがすっきりと晴れているではありませんか!笑
タイトルはこうですかね。笑
「子どもに対してイライラしてしまうので原因を考えたらまた一つ決めつけに気づいた」
うーん、タイトルへたw
「こうでなければならない」という理想に縛られて苦しくなってしまうことは知っているつもり。
なのに、
まだまだ「〜でなければならない」を無意識に課して
自分を苦しめていることに気づきました。
・こどもとちゃんと向き合っていたい。
・ちゃんと話を聞いて具体的に褒めてあげたい。
・言わんとしている気持ちを汲み取ってあげたい。
全て私のWANTであり本心です。
でも、
・ちゃんと向き合えないとダメな親
・一緒にたくさんいてあげないといけない
という心の持ちようにならないようにしよう
と誓った夜でした。
ちゃんと向き合えなくても、
一緒にたくさんいてあげられなくても、
息子にとっては
在るだけで嬉しい
たった一人のママなのだから。