こんばんは!フリーアナウンサーの小野木梨衣です。
今回は、韓国のアイドルオーディション番組「LOUD(ラウド)」の名司会者 イ・スンギさんをご紹介します!
スマートな立ち回りと参加者へのフォロー、JYPさんPSYさんへの愛のあるツッコミで、番組の盛り上げに大いに貢献していたイ・スンギさん。
この番組で初見だった私は、番組を見れば見るほどその魅力にハマっていき、そのルーツが気になりました!
イ・スンギさんは歌手兼俳優でMCまでこなすマルチなタレントさんとしてご活躍ということです!
この記事では イ・スンギさんのプロフィールや経歴、司会者としてココが凄い!と感じた魅力を現役司会者の私・小野木がご紹介します。
芸名 | イ・スンギ(이승기) |
本名 | イ・スンギ(이승기) |
出身 | ソウル特別市道峰区 |
生年月日 | 1987年1月13日 |
年齢(2021年10月1日現在) | 34歳 |
身長 | 182cm |
体重 | 70kg |
血液型 | B型 |
代表出演作 | 2009年 「華麗なる遺産」 ソヌ・ファン 2018年 「PRODUCE48」 メインMC 国民代表PD 2019年「VAGABOND(バガボンド)」チャタルゴン 他多数 |
2004年に「내여자라니까(ネヨジャラニカ)」という曲で歌手デビューをしてから一気に人気歌手となり、2006年に「噂のチル姫」というドラマ(視聴率50%!!)で本格的に俳優の道に進んだというイ・スンギさん。
俳優のイメージが強い方にとっては、逆にLOUDでの司会ぶりが新鮮だったようですね^^
↓↓↓
アクションシーンのほとんどをスタントなしで演じ切ったという出演作「バガボンド」、是非見てみたいですね♪
要チェックやわ〜❤️
Twitter上は、オーディション参加者の直向きな努力とカッコイイステージへの感動で大いに盛り上がっていましたが、
司会者であるイ・スンギさんに対しても称賛の声が多く見られました。
番組の盛り上げに大いに貢献されたということではないでしょうか。
番組を通してスンギさんの司会の凄さをたくさん感じたのですが、特に下記の3つにあると感じました。
単なる司会進行にとどまらず、愛のあるツッコミや参加者へのフォローでいい空気づくりができています。
「アッハッハ!」とか「オー!」とか笑い声や感性も積極的にマイクに乗せるのがイ・スンギさんスタイル。高身長でスマートな立ち振る舞いとフランクな姿に萌えます❤️
司会者がオープンなマインドで度胸を持って大胆に話を振っていくことはいい雰囲気づくりにおいてとても大切です。
司会者が台本に固執して堅苦しい言葉で決まった台詞を読み上げるだけでは、出演者がのびのびとすることが難しくなります。
自分の気持ちや意見を話すことは勇気のいることですよね。
生放送では尚更、「変なこと言ったらどうしよう」、「うまく話がまとまらなかったらかっこ悪い」と緊張します。
そんな時に司会者が笑顔でリラックスして自分の感じたことも交えながら進行している姿を見ると、出演者も「あ〜ある程度自由に喋っていいんだ。リハーサル通りじゃなくてもスンギさんがなんとかしてくれる」と、リラックスできるはずです。
2時間半ほどの生放送中、手に台本は持っていましたがほとんど台本に目を落として話している姿はありませんでした。
流れがしっかりと頭に入っていて、自分の言葉で話しているから、ただ読んでいるようには聞こえないんですね。
生放送で時間管理をしながら段取りをこなし、カメラワークも気にしながら、司会者として参加者とPDの架け橋となり、視聴者を飽きさせないトークを生み出すことができるのはさすが!!
この方がおっしゃっていた意見にも大共感です。
イ・スンギさんは、大物PDであるパク・ジニョンさんやPSYさんにも、物怖じすることなくフランクにツッコミや質問を投げかけます。
そのおかげでPD2人から何度も肩にはまらないトークを引き出していました。
オーディションの行く末を見守る中立・公平な立場でありながら、時には視聴者の顔を覗かせてポーンと言葉のジャブを打ち込む(笑)
ウン・フィくんのキャスティングラウンドでの「不動産買いに来た人みたいですよ」には視聴者も当事者であるPD2人も大爆笑でしたね。
該当のシーンは0:33くらいからです。
ウン・フィくんを自分の事務所所属アイドルとして獲得すべくJYPが必死にPRしていると…
イ・スンギ「不動産買いに来た人みたいです」
JYP「大事な時になんてことを言うんだ!!」
イ・スンギ「僕にも仕事をさせてください。」
JYP「PSYと親しいから不安だったんだ!」
イ・スンギ「いいえ 公平です。」
JYPさんがここぞとばかりに乗っかってきて「大事な時になんてことを言うんだ!!」とコメント。
ここはもうセットで最高におもろい場面です^^
オーディション番組では司会者が出場者に寄り添った立場で、視聴者の思いを代弁する立場であると、見ている視聴者が楽しめる番組が作られます。
イ・スンギさんの
のおかげで、
出演者の人間味が伝わる放送になっていたと思います。
ファン大量製造機、ファン大量製造の立役者ですよ、ホンマに。
イ・スンギさんの功績として、必ずや語らなければならないのは、オーディション参加者への気遣いとフォローです。
キャスティングラウンドでユンミンくんにかけた励ましの言葉は、台本に書かれていたものではない、彼自身の経験からにじみ出る本心だったと誰もが感じたでしょう。
該当のシーンはこちらから確認できます。
歌手兼俳優として芸能界で経験を積まれたイ・スンギさんだからこそ言えるアドバイスがしみますよね涙
ユンミンくん、どうかこれからも自分を見失わず、自分らしく突き進んでいって欲しいです。
ユンミンくんへの励ましのシーンを始め、イ・スンギさんの参加者への気遣いに感動したという声、まだまだありましたよ!
あと、該当シーンを探せなかったのですが、参加者のコウキ君が視聴者の皆様に投票を呼びかける場面で韓国語のセリフを忘れちゃった場面があったんですよね。
ここでもナイスフォローが炸裂していました!
スンギさんの「もう一回やり直しましょうよ」の言葉があったから私たち視聴者は決め台詞をはくカッコ可愛い一生懸命なコウキ君を拝むことができましたヽ(´▽`)/
もし司会が進行時間を気にして、「もう一回やってもらいましょうか!」って言ってくれなかったら…コウキ君もリベンジできず、失敗を引きずってしまったかもしれません。
視聴者の見たいものをわかっているし、参加者のメンタルケアもしっかりできる。
やはり、イ・スンギ師匠、最高ですっ!
Twitter上にイ・スンギさんの番組冒頭司会部分を挙げてくださっている方がいたので引用させていただきますね。
説明部分でも笑顔を絶やさず余裕があり、情報がすーっと耳に入ってくる司会ぶりをご確認ください。
どうですか?説明文の途中にちょこちょこ入るフリートーク部分に感情が宿っていると思いませんか?!
あと超マニアックなんですが、0:47 のところ!!
気付きました?!
右手にハンドマイクで左手に台本を持った状態だと両手が塞がっていますから、台本をめくることが難しいんですよ!
だから1枚1枚切り離した状態の台紙に印字された台本をスタッフの方が用意してくださるんですが、
同じ司会者として、こんなところにも惚れ惚れしちゃいましたね(笑)
ここまでLOUDの名司会者「イ・スンギ」さんの凄さについて同じ司会者目線から解説してきましたがいかがでしたか?
グローバルアイドルオーディション番組「LOUD」は終わりましたが、今後も歌手に俳優にと大いにご活躍されるのでしょう。
またぜひお目にかかりたいです。
さて、私・小野木もイ・スンギさんには及びませんが(笑)、臨機応変で臨場感のあるMCを得意としているテレビ局アナウンサー出身の司会者です。
この記事を読んで司会者次第で番組やイベントの満足度が大きく変わることはお分かりいただけたかと思います。
とお考えの方はぜひお声がけください。